特定看護師
看護師の紹介
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特定看護師(特定行為研修終了者)

当院には、厚生労働省「特定行為に係る看護師の研修制度」による所定の研修を修了した特定看護師*が在籍しています。
特定看護師は、看護の専門性を発揮して医師と共に予め作成した手順書に従い、より難易度が高い診療の補助行為を行います。それにより、医師の判断を待たずに病態を判断し、安全性の高い医療を迅速に提供することが可能になります。
*特定看護師は、保健師助産師看護師法第37条に規定された特定行為研修を修了した看護師の当院での呼称です。
現在当院では手術部、外来、ICUで特定看護師が活躍しています。

ICU管理領域

ICUでの特定行為はクリティカルな患者の管理として、昇圧薬や降圧薬の調整や人工呼吸器の調整などを行っています。患者さんにとって特定行為が早期回復や合併症予防につながるよう看護を実践しています。自分でアセスメントして特定行為を実践することで、他のスタッフや医師から頼りにされるとやりがいを感じています。今後も臨床で学びながら特定行為や看護を実践し、患者さんや病院に還元できるように働いていきたいと思います。

術中麻酔管理領域

手術は麻酔との関わりが深く、手術室看護師としての経験を生かし、実践知識を広げるには特定看護師の道に進む事は良い機会であると思います。当院での特定看護師(術中麻酔管理領域)業務は、麻酔科医の指示の下、麻酔中の全身管理(呼吸器・血圧・輸液)調整を行っています。取得にあたり、当院で周術期管理チーム看護師として麻酔補助業務を実践していたことや、実習での手術室スタッフの協力、麻酔科医師の指導により、スムーズに資格を取る事ができました。今後取得する方にも良い環境が整っていると思います。

栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連

がん化学療法認定看護師として活動を行っていた日々の中で、手順書の活用によりタイムリーなアセスメントと対応が可能になれば、患者の待ち時間短縮や必要な時に適切な介入ができるのではないかと考えて志願しました。研修では、フィジカルアセスメントと臨床推論の学びが大きく、アセスメント力をつけることができたと思います。現在では、外来でHPN(在宅中心静脈栄養法)を行っている患者への栄養アセスメントを行っています。

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