新入職員の看護技術研修はもとより、医学科学生や研修医の実技研修の場としても広く利用されています。看護技術は何回も練習を重ねて技術を向上させていく他ありません。当院の看護技術研修「静脈注射・採血」「膀胱留置カテーテル」「吸引」「フィジカルアセスメント」でもたくさんのシミュレータを用いています。不安のある看護技術も、根拠を踏まえて確実に行えるようになれば自信を持って患者さんに提供できます。
また、群馬県看護協会研修の演習なども行っており、院外の看護職の方々にも利用されています。
静脈注射・採血
病棟で実際に使用する留置針や閉鎖式点滴ルートを用いて静脈注射の練習をします。
フィジカルアセスメントモデル
呼吸苦や心音の聴取・瞳孔所見の観察・12誘導心電図用の電極を装着し、心電図の波形を画面に映して異常な波形を学ぶことができます。
ALSシミュレーター
患者の急変時などを設定して、別室で患者さんの声を出したり、バイタルサインを変化させたりできます。シナリオに基づいて臨場感のある練習ができ、実践力が身につきます。