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今年度も、群馬県がん分野における質の高い看護師育成研修が始まりました 厚生労働省が県に委託した、がん看護の充実・均てん化を図るための事業で、群馬県内の病院の協力のもとに平成21年から始まりました。
研修目的 様々なステージに応じた、がん患者・家族に対する質の高い看護ケアを提供するために、専門的な臨床実践能力を備えた看護師の育成をはかる。
開会式
がん看護経験が5年以上あり、専門的な実践能力を身につけようと群馬県の各施設から11名の意欲のある研修生が集まりました
講義
当院の医師や医学部教授、専門看護師、認定看護師をはじめとするがん治療や看護のスペシャリストからがん医療の動向や、最新の治療法、がん患者・家族へのコミュニケーションスキル等を学びます
演習
がん化学療法看護に必要な抗がん剤治療時の注意点や静脈注射・ポートの取り扱い方法などスキルラボセンターでシミュレータを用いて、演習を行いました
リンパ浮腫に対するリンパドレナージのセルフケアや、スキンケアの方法も学びます
研修のうち 「在宅緩和ケア」 についての講義を公開講座としました。 講演は、萬田緑平先生(緩和ケア診療所いっぽ医師)による 在宅看護ケア―自宅で亡くなるということ― との演題で、群馬看護協会の看護教育センターで行われました がん看護・在宅・緩和ケア等に関心のある看護師らが100名以上参加しました。 参加した方々からは、心に響く講演だったと好評でした
現在、講義や演習を終えた研修生は、群大病院を含めたがん診療拠点病院で実習を行っています | ||||||||