群馬大学医学部附属病院看護部ブログ

ぐんだいナースだより

いつも私達が思っていること感じでいること、
泣いたり笑ったり、喜んだり落ち込んだり・・・
私達ナースが少しでも身近に感じて貰えたらいいな!


2013年12月02日
院内災害訓練を実施しました  kango

大規模な災害が起きて多くの、負傷者が当院へ運ばれてきたという

想定で訓練は、行われました。

yotuba.gif 訓練の様子です yotuba.gif

県から傷病者受け入れの連絡が入り、災害対策本部のが設置され、

スタッフ召集の要請と、受け入れ準備を行います。

トリアージエリアが設置され、傷病状態で緑・黄・赤のトリアージタグ、が付けられて行きます。

模擬患者も一人ひとり、リアルな設定です。

トリアージレベルに合った場所へ搬送されます。

迅速な搬送を行えるように、搬送役も決まっています。

それぞれのエリアで、すばやく的確な処置を行います。

必要であれば検査オーダー等を行い、記録記載も行います。

各エリアと本部は連絡を取り合い、受け入れ人数の調整や、

入院決定などのシミュレーションも行いました。

今回の訓練では、災害医療の特徴でもある、「医療を求める患者さんの需要に対して、医療側のマンパワーや物品の供給が間に合わない」という辛さが身に染みて理解できた気がします。

この体験を活かし、それぞれの職種が、多角的な側面からの課題を抽出できたと思います。

災害拠点病院としての使命を果たせるよう、職員一同気を引き締めていかなければならないと感じました。