群馬大学医学部附属病院 看護部

教育体制Education system

クリニカルラダー

看護職クリニカルラダーは、新入職者オリエンテーションから始まり、新人はレベルⅠを目指して研修を受けます。3年目程度でレベルⅡを修得、その後、レベルⅢ(ジェネラリスト)の取得を義務付けています。レベルⅢの習得によって、看護実践能力・対人能力・マネジメント能力・教育研究能力の4つの能力を備えた自律したジェネラリストになることを目指しています。助産師クリニカルラダーは、日本看護協会「助産実践能力習熟段階活用ガイド」を用いて、①助産実践能力を高める、②助産師個人の目標設定を明確にする、③助産師個人のキャリア開発を最大限に支援し、適正人材配置・活用の参考資料として活用する、という目的のため平成28年度から開始。助産師は看護職クリニカルラダーと併行して、助産師クリニカルラダーの習得を行っていく。

レベルⅠ
【看護実践能力】
日常生活援助のための基本的知識、技術、態度を身につけベッドサイドケアが安全確実に提供できる。
【対人能力】
患者や家族とのコミュニケーションが取れ、チーム医療の一員として良い人間関係を築くことができる。
【マネジメント能力】
日々の受け持ち看護師・助産師としての役割と責任を果たすことができ、組織の一員であることを自覚できる。
【教育研究能力】
院内研修、看護実践を通して、看護の知識・技術を深め、看護過程の展開に取り組み発表ができる。

自信がつき、仕事への活力がわきました。

photoレベルⅠ認定を受け、まずは一人の看護師として認められたようで嬉しかったです。自信が生まれ、仕事への活力となりました。研修を通して、患者さんの個別性を考えて援助することが大切だと学び、理論的な考え方が身についたと思っています。研修参加後には振り返りを行って、知識の定着や更なる学びにつなげていけるよう心がけています。これからも努力を続け、さらにステップアップできるよう頑張ります。

レベルⅠ認定 S.Tさん
北病棟3階勤務/平成26年入職/足利短期大学卒

レベルⅡ
【看護実践能力】
看護過程を踏まえた個別ケアを実践できる。
【対人能力】
部署内・他部門と連携を図り、協調関係を築くことができる。
【マネジメント能力】
継続受け持ち看護師・助産師としての役割と責任を果たすことができ、組織を理解し組織の中の一員として役割を理解できる。
【教育研究能力】
院内研修の学びを看護実践の場に活かすことができ、看護研究に取り組み、看護実践を振り返ることができる。

後輩の指導にも自信を持って取り組めます。

photoレベルⅡ認定を受けて、さらに看護師としての成長を実感でき、ますます頑張ろうと意欲がわいています。後輩や新人看護師、実習生を指導する立場になり、さまざまな研修が役立っています。特に「プリセプター研修」は、日頃の指導業務に直接役立ち、自分自身の看護の振り返りにもなっています。看護師として目指すべき姿が明確になっているクリニカルラダーはとても良い制度だと思います。

レベルⅡ認定 H.Kさん
東病棟1階勤務/平成25年入職/群馬大学卒

レベルⅢ
【看護実践能力】
専門的な技術や知識を用いて、所属部署における看護実践の役割モデルになれる。
【対人能力】
医療チーム全体の状況を把握し、他部門・他職種との関係を良好に維持する働きかけができる。
【マネジメント能力】
医療チーム内のリーダーシップについて理解し、発揮することができ、組織の中の役割を実践できる。
【教育研究能力】
後輩および看護学生に対して指導的に関わり、看護研究指導・研修などを通して看護実践を深めることができる。

ジェネラリストとしての自覚がめばえました。

photo看護師として経験を積めば積むほど、ジェネラリストとしての仕事やコミュニケーション能力、リーダーシップ等が要求されます。レベルⅢではそんな私に必要な研修がたくさんあり、前向きに取り組むことができました。クリニカルラダー制は、自分の不足する看護実践能力や知識が何かを明確に知ることができます。認定を受けることで経験者としての自覚を持つことができ、成長への意欲がわきます。

レベルⅢ認定 T.Tさん
南病棟4階勤務/平成22年入職/県民健康科学大学卒

レベルⅣ
【看護実践能力】
創造的な看護実践を指導できる。
【対人能力】
職場内での問題発見や解決のために積極的に関わることができる。
【マネジメント能力】
病院経営の一端を担うことを意識しながら、組織の中でリーダーシップが発揮でき、対外的にも立場を認識した行動がとれる。
【教育研究能力】
部署において研究活動・研修・指導などを通して教育的役割を果たし、看護の質を高めるために常にクリティカルシンキングしている。

幅広いものの見方ができ人間力も広がります。

photoレベルⅣでは総合的な看護実践能力に加え、対人能力、マネジメント能力も要求されます。特に、多くの患者さんがいる中、価値観によって物の見方、考え方が変わることを自覚することは重要です。研修によってその視点が明確になり幅広いとらえ方ができるようになったと実感しています。当院では卒後教育だけでなく最新のエビデンスに応じた研修が受けられます。皆さんの成長は私たち先輩看護師の喜びです。ぜひ一緒に働きましょう。

レベルⅣ認定 H.Aさん
南病棟3階勤務/平成24年入職/山梨大学大学院卒