群馬大学医学部附属病院看護部ブログ

ぐんだいナースだより

いつも私達が思っていること感じでいること、
泣いたり笑ったり、喜んだり落ち込んだり・・・
私達ナースが少しでも身近に感じて貰えたらいいな!


2017年12月18日
シンソツきらきら  kango

こんにちは。

寒さが一段と厳しくなってきましたが、体調を崩していませんか?

今日は、他施設新人看護職員受け入れ事業で高崎健康福祉大学訪問看護ステーションから

参加してくれていた新卒訪問看護師さんについて紹介します。

今年の春に、県内の大学を卒業して4月から新人訪問看護師として活躍しています。

訪問看護ステーションの統括マネジャーさんと当院のご縁があって、4月から11月まで

9日間14研修へ当院の新人看護職員と共に参加してくれました。

研修中は、研修に積極的に参加して、当院の新人看護師とも仲良くなり情報交換や大学の同級生と

交流を深めていました。

本日、研修終了のお礼に統括マネジャーさん、看護管理者さんと3人で看護部へ来てくださいました。

手土産に、新人訪問看護師としての活動を執筆して15日に発行されたばかりの『訪問看護と介護 12月号』を

持って来てくれました。

その中(P.942-943)で、全国新卒訪問看護師の会 シンソツきらきら 第12回学校法人立のステーションで

働くとして活動報告をしています。

当院での研修の様子も少し触れてくれており、とても嬉しい気持ちとなりました。

また、今年度の新人看護職員12ヶ月フォローアップでも、講師として活動報告をお願いしました。

こんな風に、当院も色々な施設と連携して新人看護職員の育成に取り組んでいます。

今年度は、高崎健康福祉大学訪問看護ステーション以外にも県内の4医療施設より10名の新人看護職員を受け入れています。

当院と他施設の新人看護職員が交流することで、お互いに自分の施設の良い点や改善が必要な点に

気づいたり、看護職としての視野が拡げられているようです。

来年度も、この取り組みを発展させて継続させていきたいと思っています。

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2017年12月16日
第37回日本看護科学学会学術集会 IN仙台  kango

こんにちは。

12月16日(土)に、仙台国際センターで開催されたshinkansen.gif

第37回日本看護科学学会学術集会の交流集会で

『群馬一丸で育てる地域完結型看護人材の育成』をテーマに

看護部から看護部長をはじめ9名と保健学研究科から教授を含めて4名で

群馬一丸GP での3年間の活動を発表してきましたmaiku.gif

参加者からの関心も高く、スタッフが知識だけではなく実践できるための取り組みや

管理者への教育について質問がありました。

発表を通じて、看護部と保健学研究科の連携が充実していることを改めて実感しました。

今回の経験をふまえて、更に『暮らしを見据えた看護』を実践できる看護職の育成に

取り組んでいきますkanjyo02.gif

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仙台のクリスマスイルミネーションsanta.gifです。

寒かったけど綺麗でしたよ‼

2017年12月06日
看護力再開発講習会  kango

こんにちは。

今日は、群馬県看護協会から講師を依頼されている

看護力再開発講習会を行いました。

当院ではスキルラボセンターで7月・9月・12月の年3回開催しています。

離職中の方や介護施設等で就業中の方が、病院で行われている看護技術を

シミュレーターで実施して、再就職や技術習得へのきっかけ作りとなっています。

大学病院の役割には教育機能があるので、地域貢献の一環として多くの研修を

開催したり、院外での講師として活動しています。

 

2017年12月04日
トリアージ訓練  kango

12月3日土曜日に

大規模災害発生時の多数傷病者受け入れ訓練を行いました。

想定は、休日に渋川で朝8時に震度7の地震が発生し、

多数の傷病者を群馬大学医学部附属病院へ受け入れを行う訓練を行いましたhospital.gif

災害対策本部が立ち上げられ、統括を行います。病棟の空きベッドの状況や

各部門、検査部や薬剤部、放射線部などの状況を把握し

各エリアとも情報交換を行い、患者の受け入れ状況やなどを把握します。

 

 

 

約270 人もの医師や看護師、その他の

コメディカルスタッフ、事務職などが

参加して訓練を行いましたboy.gif

 

 

 

 

 

 

 

 

外来棟にトリアージエリアを設置したり

緑、黄、赤エリア、搬送班もそれぞれ、

物品の準備など行い、

各エリアで各自が行うことの

打合せを行います。

 

 

 

 

 

運ばれてきた傷病者をトリアージエリアで

状況に応じてトリアージを行います。

患者は模擬患者ですがケガのメイクをしたりして

シナリオも各自に与えられ演技も行います。

 

トリアージタグを取り付け、トリアージを行っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

留学生も模擬患者役として参加し

英語で訴えかけてきます。

医師や看護師も英語で対応いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

事務の方もホワイトボードに

患者の状態やどこへ搬送したかなど

を記入したりして参加しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

搬送は、搬送班が状況に応じて各エリアへ

搬送します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

緑エリアでは、比較的軽症な

歩行できる人が案内されてきます。

傷を治療しているところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄エリアでは、歩行が出来ない、

中等症の傷病者が

車椅子やストレッチャーで搬送されてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤エリアは、重症者な傷病者が運ばれてきます。

すぐに治療しないと命に関わるような傷病者なので

写真に写らないほどのスタッフに取り囲まれて

治療を行っています。

 

 

 

 

 

 

 

今回は、電子カルテが停止してしまったとの状況設定で訓練を行いました。

診察した状況を紙カルテに記載し、紙伝票で検査オーダーや薬剤の処方などの

訓練を行いました。

また、DMAT隊は、通常は災害地へ行ってしまっているので、

今回の訓練では、各エリアのリーダーはDMAT隊でない人が担当しました。

DMAT隊は、コントローラーとして、参加し問題がある場合は

次回の訓練に活かせるよう書き留めたりしていました。

 

今回のトリアージ訓練では、他の病院2施設のDMAT隊も見学に来ており、

これほどの、規模で大規模災害の訓練を行っている病院は

大学病院でも珍しいと、言っていました。

群馬大学医学部附属病院は、県内唯一の大学病院であり

また災害拠点病院でもあるため、関東甲信越で大規模災害が発生した場合は

多数の傷病者が、搬送されてくる可能性が高いため

日頃から、訓練を積み重ねて置くことは、重要だと感じましたminihiyo03.gif